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アンダーライブ4thシーズン千秋楽 レポート&感想!

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乃木坂46 アンダーライブ4thシーズン 10/25夜、アンダーライブ4thシーズンに参加してきました。

ますますチケットが取りづらくなっているアンダラ。運良く千秋楽公演のチケットが取れて参加できたので、特に気になったことや思ったことを中心に書いてみます。

  • アンダーライブ4thシーズン

  • 期間
    2015年10月15日(木)~25日(日) 全12回公演
  • 場所
    アイア2.5シアタートーキョー
  • 出演メンバー
    伊藤かりん、伊藤純奈、川後陽菜、川村真洋、北野日奈子、斎藤ちはる、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香、永島聖羅、能條愛未、樋口日奈、堀未央奈、山崎怜奈、渡辺みり愛、和田まあや
  • ゲスト出演メンバー(千秋楽のみ)
    斉藤優里、樋口日奈、新内眞衣、山崎怜奈
  • 欠席メンバー
    樋口日奈(学業)、山崎怜奈(学業)、渡辺みり愛(学業)


できごとレポート。

まずはこの日のできごとを簡単に。


会場と入場。


会場は、渋谷と原宿の間にあるアイアシアター。過去のアンダーライブや舞台じょしらくでもおなじみの会場ですね。

開演30分前くらいに会場へ到着。キャパの小さな会場なので、物販は混雑なし、入場にも並ぶことなくすぐに入れました。


武道館アンケート。


中に入ると小さな机にアンケートが置いてあります。これが今回初の取り組み「武道館でやってほしいことアンケート」。

青い紙に、
・武道館でやってほしいことは?
・あなたにとってアンダーライブとは?
・お名前(ニックネーム可)
の3つを記入して、開演前にスタッフさんに渡します。

面白い回答は、公演中におこなわれるトークコーナーでメンバーが名前とともに読み上げてくれる、という企画です。

ちなみに私は、武道館でやってほしいことに「もう一度全員センター」と書きました。

まじめですいません、読まれなくてもいいので本当にやってほしいんです。企画の一部だとしても、私は武道館でセンターやった!って全員に思ってほしいんです。


開演前。


開演直前、お客さんの一部が先導してコールの練習みたいなものがありました。

「1.2.3.4.5.ろってぃー!7.8.9.じゅんな!11.12.じょーさん!」

数字の数的にどうしても語呂が良くない?けれど、会場全体で声を出して場が温まり、その後本編の盛り上がりを底上げしていたのは間違いないと思います。


乃木坂46 アンダーライブ アイアシアター

セットリスト。


セトリはこちら。表題曲に頼らないことを重視したようです。

00.Overture
01.初恋の人を今でも
02.君は僕と会わない方がよかったのかな
03.別れ際、もっと好きになる
-ダンスパート-
04.自由の彼方
05.狼に口笛を
06.転がった鐘を鳴らせ!
-MC1-「告知」
07.なぞの落書き
08.あらかじめ語られるロマンス
09.魚たちのLOVE SONG
10.遠回りの愛情
11.ここにいる理由
12.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
-MC2-「武道館でやってほしいこと討論会」(全員)
13.春のメロディー
14.扇風機
15.生まれたままで(サインボール投げ)
16.涙がまだ悲しみだった頃
-MC3-「テーマトーク」(川後、相楽、中田、能條)
17.僕がいる場所
18.何もできずにそばにいる
19.ロマンスのスタート
20.13日の金曜日
-MC-
21.左胸の勇気

【アンコール】
22.ダンケシェーン
23.シャキイズム
-MC-
24.太陽ノック

【ダブルアンコール】
25.嫉妬の権利
26.そんなバカな・・・

ユニット曲はこのライブだけのメンバー編成なので、これは他ライブじゃ見られないアンダーライブの魅力ですね。

他の日に川村真洋さんセンターで「立ち直り中」を披露したそうで、これが見られなかったのが悔やまれてなりません。見たかった…。

あとやっぱり、「別れ際、もっと好きになる」最高でした。


トーク「武道館でやってほしいこと」


このトークコーナーでは、武道館でやってほしいことアンケートの回答をいくつか読みつつ、メンバー全員で討論。

ステージ上にイスを半円型に並べて座り、しかもお客さんのヤジをばんばん拾うので、みんなで話し合ってる一体感みたいなものをすごく強く感じられました。

終演後にお見送りしてほしい、いか焼きにサインして投げてほしい、靴を飛ばしてほしいなどの案が出ましたが、その場で決定するわけではなく、あくまでトークを楽しむという企画。

誰かの案が実際に採用されるのか、武道館当日が楽しみです。


トーク「テーマください」


指名したお客さんにトークテーマを決めてもらい、川後さん、相楽さん、中田さん、能條さんの4人が制限時間内で話をする企画。

「マイナンバー制度」で、自分の好きな温泉(マイナンバーワン銭湯)について話す能條さん。

「2期生の推しメン」で、無邪気な北野さんがかわいすぎて実は好きだったと明かした能條さん。

テーマを単語ではなく質問で投げかけてくるお客さんに、「それ単語じゃないからだめ、次の人!」と遠慮なく次々却下していく中田さん。

見どころたくさんでした。


アンコール。


本編終了後、アンコールはもちろん、ダブルアンコールまで起こり数曲を披露しました。

ダブルアンコールでは、13thアンダーメンバーの斉藤優里さん、樋口日奈さん、新内眞衣さん、山崎怜奈さんが登場。

詳しくは下の方で書きます。


終演。


17時から19時半の2時間半ほどの公演でした。

終演が早い時間だと、そのあとご飯に行ったり飲みに行ったりしやすいので、ありがたいですね。

余談ですが、ファンの方が先導して開演前にやった「1.2.3.4.5.ろってぃー!」コールを、終演後にもやっていました。ファン同士の一本締めみたいなもの?


感想。

乃木坂46 太陽ノック アンダーメンバー 全体的な感想。

私は乃木坂イベントのチケットを取るとき、”千秋楽”にこだわっています。

理由は当然ながら、数日続けてきた公演の集大成ということと、達成感を噛み締めて涙するメンバーに共感したいからです。

今回の4th千秋楽、過去最高レベルに”千秋楽感”がなかったな、というのがいちばんの感想。

みんなで作ってきたものが終わる…、とか、辛かった練習の日々が報われた…、とかそういうのがなくて、常に「次の武道館」というキーワードが先行していたように思います。


4thの「テーマ」は?


個人的にアンダラの魅力は、距離感と一体感から生まれる熱量、手作り感、生歌に加え、”アンダーの不満や悲哀が爆発するところ”だと思っています。言葉はよくないですけれど。

ところが、12thアンダーから13th選抜入りしたメンバーが1人もいなくて、次の武道館公演が2ヵ月後に決まっているためか爆発しきれず、どうしても通過点的な扱いになっていた感がありました。

トークコーナーのメインが、”武道館でやってほしいこと討論”ですからね。

そういう意味でも、今回のテーマは「武道館への挑戦」みたいな感じじゃないかと思います。


サプライズは無し。


武道館への挑戦。これはこれでありだと思うんです。ただ、すごくわがままを言えば、この日に「武道館決定!」をサプライズ発表してほしかったですねー。

欠席だった渡辺みり愛さんを除く13thアンダーメンバーが集結していたわけですし、きっと会場中が号泣だったはず。

とは言え千秋楽のためにライブをやるわけではないので、公演としては一体感があって、熱くて、メンバーみんなキラキラ輝いてました。


パフォーマンスについて思ったこと。

乃木坂46 北野日奈子

北野さんの本気を見た。


いちばん目を奪われたのは、北野日奈子さん。ダンスがすごかった。

とにかく動きが大きくメリハリがあり、お客さんに見られている意識を最初から最後まで切らさずいたように見えました。

アンダーのフロントに選ばれたことや、仲のよい堀さんがアンダーに来たことが関係しているんでしょうか?

乃木坂全体ライブのとき、私はいつも生駒さんに目を奪われてしまいます。ダンスのことは素人なので何も分かりませんが、本当に楽しそうで元気に踊るのが心地よいから。

どちらも”ライブ中に目を奪われる”メンバーではあるものの、北野さんの場合は生駒さんと違うんです。”踊るの楽しい!”っていうよりも、「私がみんなをひっぱる!」と「負けられない!」を合わせたみたいなイメージ。

なんとなく10th頃の井上小百合さんを思い出しました。


才能の能條さん。


そしてもうひとり、能條愛未さん。

能條さんは北野さんとはまた違って、心の余裕というか自信みたいなものを感じました。

余裕があるから手を抜いているってことでは全くなくて、動きが優雅でなめらかなんです。

トークを任されれば絶対に笑わせてくれて、単独で映画や舞台に呼ばれるくらい演技ができて、魅力的なダンスやボーカルもいける。

1年前、伊藤万理華さんが言っていた、”アンダーの概念ぶっ壊す”に今いちばん近いアンダーメンバーは、能條さんなのかもしれないですね。

選抜メンバーじゃないのに選抜メンバーより仕事多くて忙しいみたいな、抽象的じゃない具体的なぶっ壊し方。


座長、堀未央奈さん。


最後はこのライブの座長であり、多くの曲でセンターを務めた堀さん。すごく突き抜けてた。

気迫に満ちたパフォーマンス、MCで大声を張り上げた煽り。

  • 堀「今日は日曜だしまだ盛り上がれるよね!!」
  • 客「うおー!!?(日曜だし?)」

ところどころに堀ワールドを散りばめる中、いちばん心に残ったのは、座長ということで任された、クライマックスでのMC。

このライブに賭けた思いや、次の武道館にどう臨むかを涙ながらに語った堀さん。

ある程度の乃木坂ファンなら、堀さんが2期生加入からどんな道を歩んできたか、選抜から外れたことがどれほど悔しいか、想像することができると思います。

でも堀さんがその悔しさを口にする事は、他のアンダーメンバーやそのファンに嫌な思いをさせてしまう可能性があって、というかそもそも、座長としてネガティブなことなんて言えないですよね。

終始ポジティブな言葉で語る彼女の隠された本音、汲み取らずにはいられませんでした。

「アイドルになってよかった」は名言。素晴らしい座長だったと思います。


気になるトピックス。

乃木坂46 堀未央奈 できごとの中でも、特に気になったことを少し詳しく。


お客さんうしろ向いちゃう問題。


この問題、終演後にファンの間でもけっこう話題になったようです。

乃木坂ライブに有名人がお客さんとして来ることは珍しくないと思います。千秋楽夜公演では、オリエンタルラジオの2人、西野七瀬さん、秋元真夏さんが会場に来ていました。

オリラジさんが来ていることは開演前にみんな気づいてひと盛り上がりしましたが、問題は選抜メンバーの2人。

公演中、「テーマトーク」コーナーのとき、最後列に秋元真夏さんがいることに気づいたファンがざわつきました。

それを受け、演出なのかハプニングなのかステージのメンバーが話を振り、スタッフさんからマイクを受け取った秋元さんが客席から話をすることに。当然会場中が沸きます。

ところがその後、ステージのメンバーが話し始めてもしばらく後ろを向いてざわざわしている人がいて、結果的に”出演者が話しているのにまったく聞いていない人がいる”、という状態になってしまったのです。

こういうのは盛り上がるし楽しいのだけれど、客席に有名人が来る場合は最後まで身を隠してもらうべきなのかも、という気がしました。

自分たちのライブで自分が話しているときに、お客さんが後ろを向いて聞いていない、っていうのはさすがに気の毒に思えてしまいます…。

もちろん秋元さんが悪いって話じゃないですよ!彼女は期待に応えただけ。


あだ名で堀ワールド。


トーク中の「誰かにあだ名をつけてみたい」という話をきっかけに、堀さんが会場のお客さんとメンバーの誰かにあだ名をつけることに。

お客さん1人目、人のよさそうな中年男性に「草津温泉」。
2人目、黒系の服を着た男性に「黒ゴマ」。
3人目、私の位置から容姿は見えませんでしたが、おそらく若い男性に「アルパカの足」。

そしてメンバー能條さんに「白玉粉」。白玉になる前っぽい、とのこと。

自分が所属する新ユニット(サンクエトワール)のユニット名会議では、英語のかっこいい名前ばかり選ぶのに、他人のあだ名には日本語で抜けた感じの単語を選ぶ堀さん。

堀ワールド全開、最高でした。


予定通りのダブルアンコール。


それなりに乃木坂ライブ参加経験がある人なら、アンダラ千秋楽でダブルアンコールが起こることは予想できると思います。

この日もやっぱり起こりました。しかも運営さん的にも予想通りという感じで、13thアンダーメンバーの4人を特別にステージへ呼び、新アンダー曲「嫉妬の権利」を初の生披露。

アンコールが予定調和になるのはどうしても興ざめしてしまうものの、優里さん、新内さん、樋口さん、山崎さんが来てくれたことは嬉しくてお得感ありました。

そういえば、ライブ直前にメンバーブログで発信された「嫉妬の権利はペンライトを赤にする」ですが、会場の7割くらい赤だったように見えました。

まだまだ浸透してないかも?


まとめ。

過去のアンダーライブにも参加している身としては、どうしても比べてしまいます。セカンドシーズンやセカンドシーズンFINALに比べると、少し盛り上がりやドラマ性に欠ける印象。

メンバー個人で見れば、ダンスや歌が上達していたり、座長である堀さんの抱える思いなど、伝わるものはたしかにあったんです。

でも終演後の満足感は、うーん…という感じ。

ただこれは先にも書いたとおり、13thへのつながりや、ライブを開催するにあたって運営上の理由が大きく関わっていそうで、とりあえず今は武道館に期待ですね。

キャパ8,000人の有明アンダラは最高に楽しかったので、キャパ20,000人の武道館でもきっと楽しませてくれるはず!


3件のコメント
  • 「アンダーライブ 4TH 感想」で検索 より:

    レポート拝見しました。
    共感する部分が多いです。
    私は前日(24日夜)に参加しました。
    アンダーライブに参加するファンが
    アンダーメンバーのファンから
    乃木坂46ファンに変わってきたのでしょうか?
    1stの千秋楽、2ndのあの日(10/16)、3rdの千秋楽に
    幸運にも参加出来た身としては
    今回のアンダーライブはちょっと悲しかった。
    もうあの感動を味わうことは出来ないのだろうかと
    言う物悲しさ。

    去年の有明の発表を全握の会場で見ましたが、
    メンバーの多くが涙していました。
    今回の武道館の発表は(事前に知っていた説あり)、
    あまり驚いた様子がありませんでした。
    (大箱でライブが出来るありがたさが薄れた?)
    アンダラ武道館に小さな不安。

    ちなみに「1.2.3.4.5.ろってぃー!」は大嫌い!
    なんで特定のメンバーのコールを強要するのか?
    あれは凍えました。
    (ろってぃは大好きですよ)

  • アイドルはパフォーマンスしてなんぼでしょ より:

    千秋楽レポート&感想ありがとうございます。
    自分も同じ場所にいたので、あの時の感動が蘇ります(*^^*)

    後ろ向いちゃう問題はねぇ。自分も同感です。
    自分は座ったまま数秒振り向いた程度でしたが、立ってまでずっと後ろ向かなくてもいいのになと
    (いつまで見てんだよって突っ込み入れたくなった)

    アンダーメンバーは確実にレベルアップしてるのを感じたので、武道館が楽しみです(*^^*)

  • もっちさん* より:

    千秋楽のレポートありがとうございます。実際に参加した方の生の意見が聞けて、なるほどとしっくりきたところです。

    4thは集大成としての千秋楽感が無かったけれど、それは作られた千秋楽感に成り変わったように見えます。

    今までアンダーライブは「千秋楽」というものを新曲披露の場にするような、演出としてサプライズの場としてこなかったのが一つ良かった点だと思っていました。
    全体的に悪い意味で乃木坂46らしいライブへと近づいているように見えます。

    今回はさらにダブルアンコールがかかることまで予定調和としてサプライズを組んだことが残念でなりません。
    アンコールがかかると思ってやってないという、飛鳥たちが言ってきたことが反古にされたような気分です。

    そういう意味で1stの千秋楽は、メンバーとファンの熱意で運営まで動かしてユニット曲全披露、曲も決まってないのにダブルアンコール、そしてメンバーは感極まって号泣してしまって、そういうナマモノとしてのライブを見たいのだろうなと思います。

    ある意味、ライブというエンターテイメントとして成熟した形がこれなのかもしれない、そう思うと武道館へと続くアンダーライブ1年半の成長物語は非常に面白いのかもしれません。

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