「おどれ!坂道ガール。」運営日誌


「おどれ!坂道ガール。」運営日誌 先日公開した フリコピ文化祭「おどれ!坂道ガール。」開催レポート! のつづき。

レポートでは当日の動画や出演グループの簡単な紹介をしましたが、こちらにはイベントを作る過程とそこで感じたこと、裏側の話を日誌的に書いてみようと思います。


きっかけ

百合坂46 イベント開催のきっかけは、2016年の6月に開催された乃木坂ファンイベント「46HOUSE! #3」。

私はいつもこのイベントに、撮影やレポート制作で入らせていただいておりまして、その日出会ったのがゲストとして出演していた百合坂46(そのときは7人出演)でした。

過去記事:
ゲストは百合坂46とあの作曲家DJ!「46HOUSE!#3」レポート!

百合坂さんはその翌週、名古屋でダンスイベント「百合坂46発表会」をおこない、お客さんからとても好評だったとか。

間近で見る生のパフォーマンスが本当に見事で、7人だけでなくフル人数によるダンスが見てみたい!みんな見るべき!という思いが強く残り、自分でイベントを開くしかないと決意したのです。


開催の流れ

聖坂46 開催日まではおおまかに、

2016.07 企画開始
2016.08 会場決定
2016.09 特設サイト公開、出演者募集開始
2016.10 チケット販売開始
2016.11 出演者確定
2017.01 リハーサル
2017.02 イベント開催

といった流れで進めました。


企画開始(2016.07)


46HOUSE!#3からひと月後、当時百合坂46キャプテンだったリロリンさんに「会場や旅程ぜんぶ取り仕切るので、東京で発表会やりませんか?」と持ちかけました。

ところがリロリンさんからの返答は「難しい」と。準備が大変すぎること、東京の会場へは下見に行けないことがその理由。

そこで、断られたときの別案として考えてあった、”坂道フリコピグループを集めるお祭り” を提案し承諾をもらい、企画が本格的に動き出しました。

さてそこから7ヶ月に及ぶ怒涛の準備期間が始まるわけなんですが、困ったことに私、そんな大規模なイベントを開催したことがありません。


会場決定(2016.8)


企画から開催までの手順とか、チケットの販売とか、会場、集客、スタッフ、JASRAC、未成年の出演者、保険…。数えたらきりがないくらい考えないといけないことがある中で、とりあえず最初に手をつけたのが会場決め。

イベントイメージを「女子校の文化祭」と設定したため、アングラな雰囲気にならないようライブハウスではなくホールをメインに、ネット上のオンライン予約システムで空きを見たり実際に足を運んだりして、ようやく見つかったのが「晴海客船ターミナルホール」。

都心からのアクセスが悪いことを除けば、キャパ・金額・設備すべて理想的!半年後の2月4日を予約しました。


特設サイト公開(2016.9)


その後すぐに特設サイト制作を開始。イベント名を決めて、イベントイメージから配色を決めて、私の本業であるこの作業はほんとに楽しかった!

ちなみに仮段階でのイベント名は「坂道エチュード」でした。

全体リハーサルの時間は取れず ”即興” に近い開催だろうことと、乃木坂はエチュードと関わりが深い(8thシングル・プリンシパル)ことが由来。

しかしイベント内容がタイトルから全く伝わらないため、ダンスの要素 ”おどる” と、出演者全員女の子だと伝える ”ガール” を入れて「おどれ!坂道ガール。」に決めました。

サイトを公開してすぐに出演グループの募集を開始。


檜坂46

チケット販売開始(2016.10)


チケットの販売に利用したのが「SPIKE」。

私は本業のおしごとの中でEC(ネット上でのお買い物)関連の制作をたくさん経験してまして、人よりだいぶこのあたりは詳しいと自負しているんですが、このサービスほんとにすごいです。

手数料なしでカート機能やクレジット決済が使える、業界を揺るがすシステム!ある程度ECの流れがわかっていれば、とてつもない力になってくれます。

今回は、SPIKEを通してチケットを買っていただいた方に「シリアル番号」をメールで送付、当日会場の受付にてその番号とリストバンドを交換。アナログで手間のかかるやり方ながら、費用的にこれが限界でした。


出演者確定(2016.11)


出演者の募集を始めて、3次受付までにたくさんのエントリーをいただいたり、私から直接お願いしたりして、最終的に8組(当日の出演人数は99人)の出演が決まりました。

百合坂46、神楽坂46、聖坂46、ゆめ坂46、瑠璃坂46、有栖坂46、檜坂46、あやめ坂46

すべてのグループ名が ”○○坂46” なのは偶然です。エントリーの時点では、もっといろんな名前のグループがいたんですよ~。


リハーサル(2017.1)


開催日の1ヶ月前、来られる方だけを集めてリハーサル。と言っても同じ会場をリハ用に借りる予算もなく、別の小さな貸しスペースを借りて流れの確認や情報の共有など。

集まる人も多くなくやる意味あるかな…?と思っていたものの、来てくれた出演者同士が仲良くなったり、モチベーションを上げる効果はあったようで、やっぱり事前の顔合わせは重要だなと感じました。


当日起きたトラブル

あやめ坂46 イベントでは必ず起こると言われている、予期せぬトラブル。この日もたくさんありました。


音響・照明


朝10時、直前リハーサルの時点で音が出ず照明の一部がつかない!しかも事前下見の際に何度もお世話になった、会場技術スタッフさんがたまたまその日はお休み。かなり慌てました。

結局、音響に関してはPCの出力先設定を変えたら出るようになり、照明はいろいろ触っていたら点灯。

この会場は音響・照明や設営などすべて自分たちでやらなくてはならないため、下見と備え付け機材の把握は入念にしておくべきだなと痛感。


シーバー不良


フロア・音響・受付など各所で連絡をとるために用意した、トランシーバーが使えない!

仕方ないので走って伝えに行ったり、スマホのライトで合図したりしてしのぎました。家で試すと普通に使えるんですけれどね、なぜ使えなかったのか謎です…。


ステージ


自分たちで台を組み立てて設置したステージ、これがダンス中にまあ動くんです。上で足を踏み込むと台がずれて隙間ができ、出演者さんから怖いと不満の声が。

次があれば結束バンドを大量に用意してがちがちに固めます。


有栖坂46

音源


やってしまいました。よりによって大トリである百合坂さんの使用音源を誤ってしまうという、致命的な不手際。

百合坂さんが咄嗟の判断で対応してくれたましたが…本当に申し訳ありませんでした!

他のグループさんでも途中で音が途切れてしまったり、予定より早く曲が流れたり、これも次の開催があれば確実に改善してゆきます…!


時間配分


お越しいただいた方はご存知のとおり、時間がだいぶ余ってしまいました。

時間配分が甘かったというより逆に心配しすぎたと言いますか、時間通りうまくいくわけないと思っていたので、余裕をもち過ぎたタイムテーブル組みにしてしまったのです。

第1部~2部間の休憩時間は予定の2倍、なんと40分。その場で急きょ「今、話したい誰かがいる」のダンスとMCで時間をうめていただいた聖坂さんに感謝です。


備品紛失


イベントも無事終わって撤収も済み、さあ帰ろうというときになり、会場備品のマイクを紛失。

1時間ほど探しても見つからず、誰かが私物のダミーマイクと間違えて持ち帰ったかな?なんて疑い出したころ、ごみ袋の中から見つかりました。

出演者さま、疑ってすみません。


お祭りの醍醐味?合同演目

サイレントマジョリティー 振りコピ もちろん悪いことばかりではなく、よかった場面もたくさんありました。自画自賛してしまうほど最高だったのが、グループの枠を超えての合同演目。


ドリームチーム


せっかくいろいろなグループが出演するなら、やっぱり合同でなにかやりたいじゃないですか?でもそうは言ってもグループごとに住んでいる地域も違い、実現は難しいかなと思っていました。

そんなとき、百合坂さんから「みんなで踊りたい、準備さえすれば当日合わせでもいけるはず」との提案が…!

百合坂さんが言うなら大丈夫だろうと、FNS歌謡祭で披露されたドリームチームによる「サイレントマジョリティー」を再現することに決まったのです。

出演メンバーの登場時は、選抜発表風のナレーションを流して呼び込む演出にしてみました。


全員参加おいでシャンプー


そしてもうひとつ、企画初期からやると決めていた「チョコまき」。

開催日が2/4でバレンタインデー(&節分)間近なら、それにちなんだことがやりたい!全員参加のお祭りっぽい感じで!との思いから、ラストに出演者全員が登場して踊りながらお客さんにチョコをまく演出を入れました。

曲は「おいでシャンプー」。私としてはあまり振りを意識せず自由な感じでと思っていたんですが、自由すぎるのも困ると意見をいただき、全員で1列になって会場をぐるぐる回るということで落ち着きました。

イス取りゲーム的な動きなので、サビのときに誰がステージに立っているのかは完全な運。にも関わらずラスト大サビでセンターになったのは、曲の開始MCをやってもらった百合坂46の富田也恵さん。最初と最後を持っていくとは…さすが持ってる!


「まりっか’17」と「まりっか」

百合坂46 ゆりゆり さぼん

まりっか’17


これも企画段階から絶対にやりたかった演出。

数年前の乃木坂バースデーライブにて、長尺のため合間に休憩が設けられトイレに立つお客さんが多いなか、突如はじまったのが伊藤万理華さんによる「まりっか’17」のサプライズ披露でした。

坂道シリーズのダンスをコピーするならこの演出もコピーしないわけにはいかない!と、完全なる私の独断で百合坂46ゆりゆりさんにお願いしたのです。

まりっか ヘッドフォン 費用を抑えるため、似た形の真っ白なヘッドフォンを探して塗装しました。ロゴ部分はbeatsのbではなく、ゆりゆりの「y」。

【まりっか’17】
乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」に収録されている個人PV曲。ファン人気が非常に高い隠れた名曲です。


まりっか(まよう~)


どうせ「まりっか’17」をやるならと、欲張ってもうひとつの人気個人PV曲「まりっか」も取り入れました。

こちらはファンイベントNOGI FEST!でお客さんの反響が高かった、百合坂46さぼんさんに依頼。表現力の高いさぼんさんをもっても、この曲はリズムが取りづらく難しかったとか。

過去記事:
乃木坂ファンのフェス?「NOGI FEST!」イベントレポート!

【まりっか】
乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」に収録されている個人PV曲。タイトルがはっきりと明示されておらず、「まよう~」と呼ばれることもあります。

お客さんから、あれって乃木坂の曲?と聞かれたので、いちおう曲の紹介も載せました。


取材!読売新聞さん

ゆめ坂46 イベントには、読売新聞さんの取材が入りました。後日出来上がった新聞をいただいたところ、見開きほぼ全面を使って取り上げていただき、主催者としては光栄この上ないことでございます。

もともとは今話題の百合坂さんを取り上げたいとのお話で、彼女たちが東京に来る、しかも他のフリコピグループもいるならということでイベント自体を取材していただく運びに。

媒体は読売新聞さんの発行する「読売中高生新聞」で、なんと堀未央奈さんの連載と同じページへの掲載となりました。

見開き紙面でお届けする「ウラ撮り」は今、巷で増殖中の「振りコピ女子」を大特集!

乃木坂46や欅坂46の振りを完コピするグループが集まって今月4日に開かれたイベントに記者が潜入しました。完成度の高さに乃木坂ファンもびっくり?




イベント作りはたのしい

瑠璃坂46 イベントを作っていく上で、「出演者の方に楽しんでもらう」を超重要視しました。

本来だったらお客さん目線で楽しめるものを作ることが非常に重要だと思うんです。でもまずは出演者の女性たちが楽しんでいたら、当日を楽しみにしていたら、その雰囲気が伝わってお客さんも来てくれるのではないかなと。

たとえば特設サイトやチラシ、タイムテーブル画像。

イベント内容的に、お客さんのメインターゲットは20~40代くらいの男性だと思います。でもそこをあえて思いっきりガーリーに寄せてかわいい系のデザインにすれば、出演者の女性たちが自発的に広めてくれるはず!

ほかにも大量の駄菓子をケータリングとして用意したり、グループ同士が交流する機会を設けたり、出演することがとても楽しいことだと思ってもらえるように努めました。

これが正解だったかはさておき、こんな風にいろいろ考えて試して、試行錯誤してイベントを作っていく過程ってとても楽しい!今回あらためて自分の中に潜む、生粋の裏方気質を感じたのでした。


お世話になった方々

おいでシャンプー 振りコピ さいごに、イベントで関わった多くのみなさまへ。


お客さま


お越しいただいたお客さま、私自身ほとんど関わることはできませんでしたが、楽しんでいただけたでしょうか…?

百合坂さんと同じく東海地方から来てくださった方もいらっしゃったそうで、遠くからの方も近くの方も、みなさまありがとうございました。

次回開催時のご要望などございましたら、下のコメント欄やお問い合わせよりお気軽にご連絡ください!


ご支援者さま・スポンサーさま


このイベントでは個人の方から「支援金」を募っておりまして、たくさんの方から温かいお言葉とともに頂戴しました。すべて百合坂46の遠征交通費として使用させていただきました。

またスポンサーとしてご協力いただいたのは、仲良くさせていただいている坂道まとめサイトの「乃木仮めんばー」さま。

1回目の開催ということでなんの信用もない中、みなさま本当にありがとうございました!


スタッフさん


開催当日にお世話になったのが、ボランティアスタッフのみなさん。

乃木坂ファン・欅坂ファンのお友だちに声を掛けまして、早朝から夜遅くまで手伝っていただきました。

私の知らないところでステージの補修やお客さま対応などに駆け回ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。会場設営だけを考えても私1人では絶対に無理でした…。ありがとうございました!


出演グループさん


当日起きたたくさんの不手際、本当に申し訳ないです!それでも最高のパフォーマンスを披露してくださり感謝です。

特に、半年に渡り一緒にイベントを作っていただいた各グループ代表者さん、ありがとうございました!次回もぜひぜひお願いします。


まとめ。

神楽坂46 冒頭「きっかけ」に書きませんでしたが、イベント開催の動機として「Perfume」の存在があります。

私はPerfumeの楽曲やあのエレクトロな世界観が大好きなんですけれど、グループ自体の知識はあまりなくて、あるとき友人から「Perfumeはファンのフリコピ文化がすごい、公式の大会もあってメンバー自身が審査する」なんて話を聞いたのです。

ファンを巻き込んだそういうイベントっておもしろいし、乃木坂・欅坂もやればよいのにな~と漠然と考えているときに百合坂さんのパフォーマンスを見て、全てがつながりました。

実現可能性がきわめて低いとしても、この「おどれ!坂道ガール。」が、坂道フリコピ公式イベントの発端になったらなとほのかに期待しつつ、また今後も開催したいと思っています。



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