先日、アンダーライブ3rdシーズンが千秋楽を終えました。
私はお金を取るようになってからのアンダーライブはすべて参加しているので、この3rdシーズンも絶っっ対に行きたかったのですが、チケットがまったく取れず、ひさびさに挫折を味わいました。
しゃあなしや、行けた人の感想でも読ませてもらおか、とツイッターで行った方のレポートを拝見していると、気になるエピソードが。
メンバーが朗読をする演出の中で、佐々木琴子さんが自身の名前について「ずっと琴子という名前が嫌いだった」と語ったそうです。乃木坂に入ってから、いい名前だねと言ってもらえる事が増えて好きになった、と締めくくったようですが、そうだったんですね。
コンプレックスというのは、大半が他人からすると全然気にならないような事だったりしますが、まさにそれだと思います。私もすごくいい名前だなと思っていたので。
佐々木さんに限らず、乃木坂のメンバーっていい名前多いな…と思ったことのある乃木ファン、けっこういるんじゃないでしょうか?
ということで、今回は乃木坂メンバーの名前について思ったことを書いてみます。
文字のイメージとか言葉の感じ方とか感覚的な話が8割を占めるので、まったく共感してもらえなかったらすいません。
名は体を表す。
名は体を表す、ということわざがありますね。乃木メンを見ていると、ほんとその通りだなと思える人が何人かいます。私の思う、「名が体を表してる」人No.1は桜井玲香さんです。
幼稚園から私立。小中高と女子校へ通う。幼少期から習い事を多数こなし、運動神経抜群。こんな人の名前が桜井玲香とは…見事ですね。
私のイメージは、
「桜井」…華やかさ、落ち着き
「玲香」…お嬢さま感 です。
もし「玲香」が「礼香・麗香」だと堅すぎる感じがしませんか?桜井さんのクールに見えてユルい雰囲気には「玲」がぴったりな気がするんです。
気になったので「玲」という漢字の持つ意味を調べてみたところ、
玉が鳴るときの美しく涼しげな音、色がさえて鮮やかなさまだそうです。
あの透き通った歌声と、くっきりと整ったルックス、そのまますぎる!やっぱり桜井さん、名が体を表し系No.1です。
続いては、星野みなみさんです。
私のイメージは、
「星野」…きらきら・すばやさ
「みなみ」…やわらかさ・おてんば です。
星野さんの場合も、もし「みなみ」が「南」だとしっかりしすぎているというか、骨太なイメージが湧いてくるんですかどうでしょう?ひらがな表記がしっくりきます。
完全に私の持論で恐縮ですが、Mから始まる名前は声に出したときの女の子っぽさが3割増しになると思っていて、星野さんはMで始まりMで終わる、奇跡の6割増しです。
ひと言しゃべるだけで周囲の緊張をほどいてしまう空気感が、見事に名前に表れています。
最後は、斉藤優里さん。
私のイメージは、
「斉藤」…まじめ・堅実
「優里」…人なつっこい・楽しい・カジュアル です。
優里さんは声に出したときの「さいとうゆうり」の語感が本人のイメージに合っています。これがもしも「ゆうり」じゃなく「ゆり」だったら…
「斉藤ゆり」
あの人なつっこさが急激に失われてお高いイメージに変わる気がします。
3文字に「未」を使うセンス。
その読みにその漢字を使うんだ、という意外な漢字を使っている人、何人かいますよね。まずは、橋本奈々未さん。
「ななみ」と聞いてこの漢字を思い浮かべる人はそういないでしょう。3文字の名前に「未」が入ってくるのはすごく個性的で、親御さんのセンスを感じます。
「未」という漢字の意味を調べてみたところ、漢字単体ではちょっとネガティブな意味で使われることが多いようで、名前に使う場合は
未来への希望という意味や、単純に読みに対しての当て字の場合が多いようです。
橋本さんはひつじ年ではないですし、どんな思いで命名されたんでしょうか?ブログとか読み返したら過去に触れてたりしますかね。
そしてもうひとり、中元日芽香さん。
中元さんを初めて見る人がいたとして、名前が「ひめか」で愛称が「ひめたん」だと知ったら、おそらくほとんどの人が「姫」の字を思い浮かべるでしょう。
ところが実際の名前は「日芽香」。お姫さまっぽいブリブリ感とは真逆で、人間くささというか地に足が着いた穏やかな印象がありませんか?
耳から入る「ひめか」の響きと、目で見る「日芽香」の文字。
こてこてアイドルなルックスと、本人の人となりを知ると分かる真面目で頑固な性格。
中元さんはこのギャップが絶妙で、やっぱり親御さんのセンスを感じてしまいます。
ノスタルジックな「○○子」。
人の名前には流行があります。2015年の今は、男女どちらにも使える中性的な名前がトレンドになっているようです。乃木坂メンバーは全員90年代生まれなわけですが、80年代初期を最後にあまり聞かなくなった、「子」で終わる名前、何人かいますよね。
現役メンバーでは、北野日奈子さん、佐々木琴子さん。
卒業メンバーでは、岩瀬由美子さん、矢田里沙子さん。
さてここで記事冒頭の佐々木さんの話題に戻ります。
佐々木さんが自分の名前を嫌だと思っていたのは、「○○子」が持つ前時代感だったり、「ことこ」から感じるちょっと間の抜けた語感のせいじゃないかと思います。
でもそんなノスタルジックな名前が、佐々木さんの持つ古風な和美人的ルックスに合っていて、ファンからは非常に好意的に受け入れられている印象があります。
最近露出も増えて人気も高まっている佐々木さんですが、もしもキラキラネームだったら、未だに人気も伸び悩んでいたんじゃ…とすら思うんです。琴子じゃなかったら「KTK」も生まれなかったわけですし。
まとめ。
乃木坂にはキラキラなぶっとんだ名前のメンバーがいなくて、むしろ年齢のわりに古風な名前が多いなと感じます。語感よりも漢字の意味から名付けているような。キラキラネームを悪く言うつもりはありませんが、なんとなく真面目な親御さんの愛をたくさん受けて育ったのかなーなんてことが透けて見える気がして、つくづく名前って重要だなとこの記事を書いていて思いました。とさ。
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まなつ